毛生え薬は15年前にすでに開発されていた!
2005年より以前、薄毛治療といえばリーブ21などが有名だったのは覚えているだろう。
そう、当時は薄毛を本気で治療しようとしたら、リーブ21に代表されるように、
・生活を見直す ・食事を見直す ・頭皮を洗浄する |
これを徹底するくらいしか方法がなかったのだ。
しかし、2005年前後からやたらと、
「AGAは病院で治療できる、病院へ行こう」
というテレビCMがあらゆる時間帯に流れていた事を思い出したのではないだろうか?
「病院で治療ができる」とは言っていたが、「何科に行け」とは言わなかったが・・・。
「皮膚科なのか?それとも薬を飲むなら内科なのか?男性専門のクリニックなんてどこにあるんだ?なんで病院に行け!だけ言って何科に行けと言わないのか?わかりづらいではないか!」
私は当時、何科かを言わないCMにイライラしていたのをよく覚えている。
そう、実は2005年に毛生え薬は出来ていたのだ。
そして時を同じくして、リーブ21は薄毛治療ではなく増毛(まあ、カツラの進化版みたいなものか)にシフトし始めた。
毛生え薬が出来てしまったため、生活習慣の見直しだけでは太刀打ちできなくなったためだ。
毛生え薬を開発したらノーベル賞ものだ、と以前は言われていたものだが、2005年には毛生え薬が出来ていて、AGA(男性型脱毛症)はすでに薬で治る時代になっていたのである。
最強の毛生え薬は2つの成分の相乗効果だ
最強の毛生え薬は、実は一つではない。
「フィナステリド」と「ミノキシジル」のコンビ、
これが最強の毛生え薬である。

全てフィナステリドを主成分とした、薄毛治療に使う最強の毛生え薬である。
そしてフィナステリドの最新のものが、有名な「プロペシア」だ。
病院でAGA治療に使われるフィナステリドの薬は、ほぼ「プロペシア」である。
だがプロペシアはまだ特許が活きているため値段が高い!
そのため病院やクリニックは儲けるためにあえてプロペシアを使いたがるのだが、安い方が我々消費者にはうれしいはずだ。
プロペシアにはジェネリックがたくさん存在する。
【フィナロイド】も
【フィンペシア】も
【フィンジア】も、
全てプロペシアのジェネリック薬品だ。
価格はプロペシアの 1/5~1/10 という値段で、
プロペシアと成分が一緒、つまり効果も同じ。
病院関係者の方には申し訳ないが、AGA治療のためにあえて高価なプロペシアを使う病院やクリニックへ通う必要があるとは思えない。
最強の毛生え薬:フィナステリドの効果
フィナステリドの効果を説明しよう。
薄毛になる原因は、男性ホルモンのテストステロンが、体内の酵素と結びつく事でジヒドロテストステロン(DHT)に変化する。
この、DHTが抜け毛の最大の原因であることは、過去に解説した通りだ。
フィナステリドは、テストステロンが体内酵素と結びつくのを阻害する働きをしてくれる。
どういうことか?
こちらの画像を観ていただきたい。
テストステロンとフィナステリドの分子構造がそっくりなのがわかるだろう。
そっくりな分子構造なので、体内酵素はテストステロンと間違えてフィナステリドと結びついてしまうというわけだ。
酵素がフィナステリドと結びつけば、ジヒドロテストステロンは生成されない。
そしてフィナステリドと結びついた体内酵素は無害化され、そのまま体外に排出される。
こうして薄毛の原因となるジヒドロテストステロンを生成させないようにしているのだ。
だがそのためには、フィナステリドを常に体内に常備させておく必要がある。
フィナステリドが体内からなくなれば、酵素がテストステロンと結びついて、ジヒドロテストステロンに変わってしまうからだ。
だからフィナステリドは毎日飲み続ける必要がある。

飲み続けるんだったら、ランニングコストが安いほうがいいよね?
その通り。
成分が同じ、効果も同じなのに、あえて値段が高いプロペシアを使う理由はない。
【フィンジア】はプロペシアの1/10の価格で買えるので、長く使い続ける事が可能だ。
それでも「最新のプロペシアがいい!」という人はプロペシアを使えば良いが、おすすめはしない。

最強の毛生え薬:ミノキシジルの効果
ミノキシジル以外に発毛効果が認められている成分はないのだ。
これはぜひ覚えておいて欲しい。
ミノキシジルは発毛のために開発された薬ではなく、元々は高血圧患者に対する血圧降下剤として服用されていた。
が、ミノキシジルを服用した患者の多くが髪の毛がフサフサになっていくため、

”これって・・・発毛に活かせるんじゃ?”
という事で研究され、発毛剤として発売されるようになった。
血圧降下剤・・・つまりミノキシジルには血管を広げる働きがある。
血管が広がるということは、血流が良くなるために毛根に栄養が行き渡りやすくなる、つまり
血圧降下剤の副作用
として、発毛が促進されるというわけだ。
したがって最強の毛生え薬というは、フィナステリドで弱った毛根を自己治癒力にて再度元通りにし、ミノキシジルで血流をアップさせて発毛を促進するという、2つの成分のダブル効果を利用しているのだ。
ミノキシジルの配合量について
ミノキシジルは、ミノタブ(ミノキシジルタブレット)と呼ばれる内服薬と、ローションのような塗り薬の2つの種類がある。
最強の毛生え薬として、フィナステリドと一緒に使うのであれば内服薬でもローションでもどちらでも構わない。
楽なのは内服薬だろう。
フィナステリドと一緒に飲めばいいだけだし、飲むタイミングも同じで体の内側から直接働きかけてくれるからだ。
ちなみに、ミノキシジルは日本では塗り薬としては5%までが認可されている。
ミノタブは、日本では現在発売されていないようだ。

たった5%?それ以上ミノキシジルが含有されたモノってないの?
ということで、こちらはミノキシジル15%の強力な毛生え薬。
もちろん、海外からの取り寄せ商品だが、5%なんかよりもはるかに速く効き目は表れるだろう。
フィナステリドとミノキシジル、どちらかだけ試してみたいんだけど・・・
どちらか片方だけでは意味がない。
なぜなら、
フィナステリドだけでは、毛根が元通りになるだけで、今ある髪の毛が抜けるのは防げるがそれ以上髪は増えないし太くならない。単に抜け毛を防ぐのみ。
ミノキシジルだけでは、弱った毛根を復活させる効果はないため、いつまで経っても髪は生えてこない。
両方を一緒に処方することで相乗効果を生み、短期間で発毛させるのが”最強の毛生え薬”コンビなのだ。
フィナステリドとミノキシジルの1日の服用量は?
フィナステリドは、まる1日、肝臓に留まって体内酵素と結びつき続けてくれる。
しかし、肝臓に留まる事ができる量は1mgが限度。
これ以上飲んでも体外に排出されるだけで、単なる薬の無駄遣いになってしまうので、1日1mgを遵守しよう。
フィナステリドは副作用のようなものはほぼ無いが、ミノキシジルは
多毛症や頭皮のかゆみやかぶれ
という副作用が出る事がある。
特に体中の毛が濃くなる多毛症は、多くのミノキシジル服用者に出る症状だ。
それでも、早く結果を出したい人はミノキシジル10㎎から始めよう。
副作用を心配するよりも、髪の毛が元通りのフサフサに戻るほうが優先だろ?
副作用を心配して飲むのを遠慮するというのは、交通事故が怖いから車に乗らない、火事が怖いから家を買わない、というのと同じ生産性のない屁理屈理論だ。
出るか出ないか、出てもたいした症状でもない副作用を心配するなんてナンセンスだろう?
すでにフィナステリドとミノキシジルは15年もの臨床結果があり、安全性も保障されているのだから、
一刻も早くフサフサヘアーに戻したい
と思うなら、
で始めるのがベストなのだ。

最強の毛生え薬コンビはどのくらいの期間続ければいいの?
フィナステリドは、ジヒドロテストステロンを生成させないためにも、
フサフサヘアーを維持したいなら
永遠に飲み続ける必要がある。
治療に終わりはない、切らしてはダメだ。
治療を終わらせる時は、
「もう・・・歳だしハゲてもいいか」
と思った時だ。
逆にミノキシジルは、髪の毛が元通りに戻ったら、
飲むペースを週2~3日に落としたり、飲むのをやめてしまっても大丈夫だ。
これは適当に言っているのではなく、多くの最強の毛生え薬コンビを服用している人がこぞって言っているからだ。
ミノキシジルは元に戻った時点でやめても問題ない。
最強の毛生え薬コンビは最低でも半年は我慢して続けよう
フィナステリドとミノキシジル、最強の毛生え薬コンビを同時服用は、最低でも半年は続ける事だ。
髪の毛は、体の中でも命に関わる部位ではないため、急激に成長はしない。
ましてや、薄毛で悩んでいる人の毛根は弱いから、普通の人よりも成長が遅い。
したがって、まずは元通りの毛根に戻るまで半年くらいはかかるだろう。
もちろん、薬が効きやすい人もいるので、私のように2か月ちょっとで元通りになる人もいるし、半年かかる人もいるが、これは個人差があるので何とも言えない。
だが、迷っているヒマがあるのなら、すぐにでも最強の毛生え薬コンビを始めた方が得策だ。
まずは半年、我慢して使い続けてみてほしい。
騙されたと思ってもらって構わない。
でも、疑いが先走って行動に移れないのであれば、とりあえず騙されたと思って行動してはどうか?
何もしなければ、半年後も1年後もあなたの頭はハゲたまま、時間と共に更にハゲ具合が加速していくだけである。
この機会に最強の毛生え薬コンビを試さなかったら、98%の確率で元通りのフサフサヘアーに戻るチャンスを失うだけなのだから。

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