育毛剤?発毛剤?養毛剤?なぜ呼び名が違うのだ!
薄毛といえばやはり、発毛剤・育毛剤・養毛剤などに言及しないわけにはいかないだろう。
だが、世の悩める男性の多くが、その違いによく気づかずに間違った使い方をしているのだ。
ここでは、発毛剤・育毛剤・養毛剤の違いを解説していこう。
◆発毛剤
毛母細胞に直接働きかけることで細胞分裂を促進させ、新たに毛根に息を吹き込む
例:
第一類医薬品 「リアップシリーズ」
第二類医薬品カロヤンシリーズ~カロヤンS
第三類医薬品「カロヤンプログレシリーズ」「NFカロヤンガッシュ」「NFカロヤンアポジカΣ」
◆育毛剤
現在ある髪の毛に栄養を与え、脱毛を防ぐ
例:
「チャップアップ」(天真堂)などの商品が代表的だ。
◆養毛剤
脱毛を抑制する成分が入っている化粧品という分類
頭皮をケアすることでフケかゆみをおさえ、抜け毛防止と頭皮の健康を維持する
例:
例えば格闘家の魔裟斗を広告に起用した「フィンジア」などが有名
いったいどれを使えばいいんだ!
と悩んでいると、さらに薄毛が加速するので正解を言おう。
※すでに薄毛になっている人は、発毛剤を選べ!
特に第一類医薬品であるリアップシリーズの発毛剤には、ミノキシジルという成分が含まれている。
このミノキシジル、毛根に働きかけて発毛を促進することが、世界中で科学的に認められている唯一無二の成分なのだ。
ただ、薬なので厳しい制限もあり、日本ではミノキシジルの含有量が最大でも5%までとなっている。
5%・・・少ないように感じられるかもしれないが、これはかなり画期的に多い量だ。
元々、リアップが出た当初は1%しか認められていなかったが、徐々に安全性が確認された末の5%である。
じゃあ、育毛剤や養毛剤って買っても意味がないのか?と言われるとそうではなく、発毛剤とは用途が違う。
※まだ大丈夫だが将来が心配なら育毛剤・養毛剤を選べ!
先に述べたように、発毛剤は髪の毛を生やすためのものである。
対して、育毛剤や養毛剤と呼ばれるものは、髪の毛が生えている”頭皮”の健康状態の改善が目的だ。
健康な髪の毛は、健康な頭皮からでないと生えないという至極当たり前の理論からきているわけだが、育毛剤や養毛剤というのは、健康な頭皮を育みやすい栄養素や天然成分をふんだんに使っている。
従って、発毛剤は薄毛がある程度進行してしまった人が使うべきであり、育毛剤・養毛剤はまだ薄毛にはなっていないが、将来ハゲないように予防しようとする人が使うべきものだ。
だが世の中の多くの薄毛が進行してしまっている男性が、育毛剤・養毛剤を使い続け、
「一向に生えてこないではないか。これは詐欺商品だ!」
とハゲ頭を真っ赤にしながら怒っている、これが現実だ。
用途が違うものを使い続けても意味がない。
まずは用途を知る事からだ。
薄毛が進行している人は発毛剤を、今はフサフサだが将来が心配で予防したい人は育毛剤・養毛剤と覚えておこう。
コメント